| 1848年、ルイ・ブランがスイスにて懐中時計の組み立て工場を設立。19世紀末、世界有数の時計メーカーに成長し、1894年に「19ライン・キャリバー」という画期的な懐中時計を開発。オメガとは、ギリシャ語アルファベットの最後の文字で「これ以上の到達は不可能、最高、完成」という意味。20世紀に入りオメガ社製の時計はその精度の高さからより高い評価を受ける。オリンピック初の公式時計に選出された1932年ロサンゼルス大会以降、20を超える大会で正確なタイムを計測し続けている。また1952年のヘルシンキ大会で史上初の電子計測を実現、オリンピックでの計測に大きな役割を果たしてきた。オメガの活躍の場は地上だけにとどまらない。1936年には水深14メートル、1955年には当時の最高記録である水深62.5メートルでも動作することが確認されるなど、高水圧でも耐えうる時計だと証明されている。このとき使用されたのが現在でも人気モデルであるシーマスター。そして、1965年、NASAが宇宙空間でも使用可能な時計を探すため12のブランドの時計を対象に過酷なテストを行う。このテストに合格したのが、1957年に発売されたスピードマスター。1969年のアポロ11号月面着陸の際でも使用された。これらの功績や、その耐久性、信頼性から、スペースシャトル計画の公式腕時計に採用されるなど、現在も宇宙で活躍している。1999年には、コーアクシャルと呼ばれるメンテナンス期間を大幅に伸ばすことを可能にした機構を開発、常に最先端の技術を発信し続けるオメガ。普遍的なデザインだけではなく機能も追求してやまない。そこが21世紀の今でも世界中から愛される理由である。 |